July 27, 2017

2017-07-27

14時14分起床。

髪を刈る。5mm。

坊主にするようになって、「紫外線」を「頭皮」に感じることを知った。部屋を出るとき、たまにキャップを忘れるが、外に出た瞬間に気づく。

マイナンバーカードができたので、それで凍結されていた証券口座の開通手続きをする。


図書館。「現代思想」の稲葉振一郎さんと三浦俊彦さんの対談を読む。

コップの水にインクを一滴垂らす。インクが広がり、広がり切る。さて、コップの状態ーー垂らした瞬間、広がっていく過程、広がったあとーーから任意の時点を選んだらどこを選ぶ可能性が高いだろうか。というと、広がりきった状態ということになるけれど、これが、宇宙に人間以外の知的生命体がいそうにないという論証のアナロジーでもあるらしい。宇宙探索をしているのなら、既に、そこらじゅうを探索しきった状態(インクの広がりきった状態)である可能性が極めて高いはずで、仮にいるなら既に地球(あるいは観測範囲)にもいることになる、が、見当たらない、ならばーーと。

あと、上記と同じく最初の方にあった話だけれど、将棋のAIと人間との対極はもっとやったほうが良いね。飛車角なしでも負け果てるくらいに徹底的に。というのもそれは、AIが人間的だと思われていた領野へと侵食してくることの良い「予行演習」になるはずだから。将棋は知的な営みではあるけれど同時に、単なる「計算」とも見なしやすく、比較的心理的抵抗感が薄いだろう。

あと、もう1個。シンギュラリティ以降の、「超知能」を、人間には理解も何もできないものとして仮定する言説があるけど、デイヴィドソン的な合理性に照らしていえば、人間がまったく理解できない(合理性を認められない)存在には、わたしたちはおそらく「知性」を認めることができないんじゃないか、というのはその通りな気がする(デイヴィドソンの「合理性」概念については、野矢茂樹さんの『語りえぬものを語る』でしか知らないが)。

  • 『社会学の力 最重要概念・命題集』
  • アンドレアス・M・アントノプロス『ビットコインとブロックチェーン』
  • 「翻訳ジャーナル」(雑誌)

を借りた。


何か、わたしは散々「足掻いている」という気がするな。

もっと鬱になる方が自然なのだし、もっと死にたくなって当然なのだし、もっと自暴自棄になっても良いはずだ。でも、そんな中、「足掻いている」。自分でいうのもアレだが、ほんと、ずっと足掻いてる。


小国エストニアが電子政府で世界最先端を突き進むワケ――ターヴィ・コトカ(エストニア政府CIO)インタビュー (via「偽日記」)

国家のデータとサービスを世界中のサーバに分散させることで、政府の存続を担保し、エストニアが領土を占領されたとしても、われわれの国家自体を占領することはできなくなります。つまり、国家が領土や物質という概念から解き放たれるのです。

――領土のない国家とは、国民国家の概念を超えていますね。

今、新しい国を作るとすれば、必要なのは領土ではなく、「人」です。今では選挙も、電子上でできるのですから、もはや“領土”という概念は、国家にとって重要ではなくなります。

そして、それが、われわれが目指す国家安全保障の究極のゴールです。

これ、現実の国家・社会における出来事なんだよな。頭脳明晰だが浮世離れした研究者の頭の中だけの話ではない。

2年前の記事だけど、こんなことまったく(数日前まで)知らなかった。案外、フォローしてない場所にスリリングな話っていくらでも、ほんとうにいくらでも転がってるはずで。

©Something | Randomized 2017